ATOMOSレコーダーはカメラから出力された映像の解像度やフレームレートをそのまま収録します。
そのためHDから4Kへのアップコンバート、4KからHDへのダウンコンバートしての収録は出来ません。
また30Pから60Pなどフレームレート変換、60Pから60iインターレスなどIP変換しての収録も出来ません。
(一部のカメラでは30Pを出せないため60iで出力します。その場合には 60iから30PへのPullDownで収録することが可能です)

ファームウェアのファイルが違うことで更新出来ない症例が発生しています。
ZIPファイルの場合には ATOMxxxx.FWファイルに解凍してください。
またファイル名が ATOMxxxx-2.FWという-2, -3などが追加されている場合には削除が必要です。

ファームウェアの更新手順

ATOMOS本社・英語サイトよりファームウェアをダウンロードします。
このサイトでお使いのATOMOS製品の機種を選択してください。
[DOWNLOAD FIRMWARE UPDATE]ボタンをクリックしてダウンロードしてください。
ZIPファイルの場合は解凍して ATOMxxxx.FWファイルとします。 *xxxxは機種ごとに名称が異なります。
このファイルをSSDにコピーしてください。 *SHINOBIシリーズはSDカードへコピー。
SSDをATOMOS製品に装着して電源を入れて頂くと自動的にファームウェアの更新が始まります。

もし自動的に更新が始まらない場合には強制ファームウェア更新モードにするため、電源を切った後に電源ボタンを10秒程度の長い時間押すとファームウェア更新が始まります。

日本国内ではEducational Discountプログラムは、以下の条件で適用できます。

・注文される方が団体であること

・一定台数のまとまったご注文であること

本サービスの適用を希望されるお客様は、購入前のお問い合わせフォームよりご相談ください。
(条件によってはご希望に添えない場合がございますので予めご了承ください。)

NEON のファームウェアおよびキャリブレーションソフトの更新により機能の追加や修正があります。
 最新のファームウェアは下記をご確認ください。
https://www.atomos.com/product-support
Product SupportよりNEON を選択いただき、左より製品をお選びください。

ファームウェア 10.24 および現在の状況
・色温度 6500kのみ対応。9300k等などへの変更や色温度の微調整は非対応となります。
・輝度設定 最低輝度が42%までの制限があります。具体的にはかなり暗い状態になりません。
・3D LUT は画面表示のみに適用 。モニター出力や収録は非対応となります。
・9グリッド表示  メニューに表示されるが機能は対応しておりません。
・SDI接続 4k60p入力はモニタリングのみ対応となり、収録は非対応となります。
・クロスコンバート 非対応。HDMI入力からのSDI出力および、SDI入力からのHDMI出力は対応しておりません。
・RAW入力および ProRes RAW/ CDNGなどのRAW記録は非対応となります。
・ユーザーマニュアルは現在準備中です。

注意事項
・バッテリーをMCUマスターユニットやSDIモジュールに装着することは避けてください。故障の原因となります。
・MCUマスターユニットの取り扱いは十分に注意してください。 NEONとマスターユニットの接続部は損傷しやすいため大きな力や斜めにひねるような状態とならないようにしてください。マスターユニットの装着、脱着や映像ケーブル・SSDメディアの取り付け、取り外し時はお気を付けください。
・タッチパネルではないため操作は スマートフォン、タブレットや付属リモコンとなります。付属リモコンでは入力の切り替えや収録の設定など一部操作が出来ない項目があります。その場合に、iOSアプリによる操作が必要となります。
・HDCPには対応していませんので、著作権保護された映像は表示できません。
・推奨カメラ以外や間に別な機器またはPCやゲーム機も相性などにより映像や音声が入力しない場合があります。
 また出力に接続するモニター等も相性により映像や音声が出ない場合があります。

事前に評価デモ機で確認することをお願いしております。
※デモ機の貸し出しはメディアエッジ株式会社ホームページよりお申し込みいただけます。

NEONは付属のACアダプターでの使用が前提となっているためバッテリーで運用するためのアクセサリーがありません。
MCUマスターユニットにAtomX SDI拡張モジュールの接続が出来ますが、その他の拡張モジュールは対応していないのでご注意ください。また、ATOMOSバッテリーを取り付けると故障の原因となるため避けてください。
AtomX SDI拡張モジュール 対応(製品に同梱)
AtomX SYNCモジュール 非対応
AtomX CAST 非対応
ATOMOSバッテリー 取り付け不可 故障の原因となります。

なお使用するにあたって必要なアクセサリーは
・HDMIケーブル *4k60p映像の場合にはHDMI 2.0(4k60p対応)のケーブルをお使いください。
・記録メディア SSDmini, 2.5型SSD 下記の製品からお選びください。
日本での入手性や使用実績により下記のSSDを推奨しております。

Nextorage AtomX SSD Mini 500GB 型番:NPS-AS500
Nextorage AtomX SSD Mini 1TB 型番:NPS-AS1TB

・このSSDメディアをPCと接続するためのドッキングステーション  *お使いのPC USBタイプに併せUSB-C 3.1 Docking Station、USB-AタイプのDocking Station(型番ATOMDCK003)をご選択ください。
・その他にもハードケースなどは ATOMOS純正アクセサリーご参照ください。

NEONは現在のファームウェア 10.24 ではLUTを適用したモニター出力に非対応です。また、LUTを適用した収録も非対応となります。
なおNEONの画面ではLUTを適用した表示が可能です。

NEONは現在のファームウェア 10.24 ではカメラからのRAW映像の入力に対応していないため正しく表示されません。
また収録コーデックも ProRes RAW / Cinema DNGを設定することが出来ません。

同梱のリモコンは収録や再生およびモニターアシストツールの設定が出来ます。詳しくは操作と機能をまとめた仕様表をご参照ください。

液晶の残像・焼き付きに関しまして、ATOMOS製品に搭載しているパネルは液晶の特性として残像が残る現象が発生します。
この残像は条件により発生度合いや残像の鮮明さに違いがあります。
表示していたものがコントラストが強く静止に近い映像の場合により発生しやすく、またHD60iなどインターレースの映像入力時で起こりやすい場合があります。
残像も時間が経つと消えるのですが、残像が残ることを防ぐためには輝度を落とすことや、同じ静止画像を表示しつづけないようにするというのが液晶の特性となります。

NEONではHD60iなどインターレース映像の残像・焼き付き低減の設定を有効にすることをお勧めします。
AtomRemoteアプリより下記の手順で設定してください。
1.[NEON]ボタンを押してMonitor モニターメニューへ。
2.[Remove interlaced fields]の設定ボタンを右にスライドさせて有効にする。

この設定は表示専用なので、収録データには影響しません。
またプログレッシブ映像の入力には表示および収録データに影響しません。

NEON本体の裏にある[シリアル番号]およびAtomRemoteアプリの Info メニューに表示される [Device ID] と併せ製品登録することで解除コードを無償で取得出来ます。
その際に入力する英数字が違っていても、解除コードが発行されてしまうため誤った解除コードを入力すると、 AVID DNxHD/HR に変更出来ません。
0"ゼロ"とO"オー"や1"イチ"とI"アイ"など誤って入力しないように注意してください。
(ユーザー登録および)製品登録はこちらから実施してください。

カメラトリガーは対応カメラでのみご利用頂けます。
カメラで収録開始/停止ボタンを押しますと、ATOMOSレコーダーの収録開始/停止がカメラと連動して行われます。
カメラとATOMOSレコーダーを共に設定する必要があります。

ATOMOSレコーダーの設定
・HDMI接続の場合にはINPUT入力メニューの「TRIGGER Source」を HDMI に設定してください。
・SDI接続の場合にはINPUT入力メニューの「TRIGGER Source」を お使いのカメラ にあわせて設定してください。

カメラの設定  *設定メニューの名称が各社で異なるためカメラのマニュアルをご確認ください。
・HDMI/SDI出力設定「[RECコントロール」をONに設定。
・HDMI 出力設定 「Time Codeタイムコード出力」をONに設定 *カメラにより設定が不要の場合があります。

注意事項: カメラにより下記の事項が発生するのでカメラのマニュアルをご確認ください。
カメラの内部収録と同時に使わないと機能しない場合があります。
フル収録などで内部収録が止まるのと併せてATOMOSレコーダーも収録が停止する場合があります。
カメラの内部収録のフォーマットによってはHDMI/SDIの映像を出力しなくなる場合があります。

Pre Rollプリロールが有効の場合に、LUTの登録が出来ない状態となります。

 (フォルダーファイルのアイコンをタップ出来ない)
その場合には[Record]メニューのPre RollプリロールをOFFに設定してください。

LUTファイルは、フォルダを作成してその中にコピーしても構いませんが、ファイル名やフォルダ名に日本語などの2バイトコードは使用しないでください。(半角英数のみ)。
また、LUTファイルのファイル名に"+"を使うと読み込みエラーが起きる不具合があります。
"+"を避けたファイル名をお使いください。
*一般的な.cube形式に対応していますが、1D+3D形式(Shaper LUT)には対応しておりません。

登録頂いたLUTファイルは削除ボタンがありません。
不要となったLUTファイルは別のLUTファイルで上書きしてお使いください。

音声の初期設定はアナログ外部入力の収録が有効になっております。
アナログ音声は 1/2チャンネルに収録されてカメラからのデジタル音声は3/4チャンネルに収録されます。
外部入力が無いと1/2チャンネルが無音となり再生時で1/2チャンネルのみだけ音声出力する環境では音声が出ません。

アナログ音声入力を無効に設定することでデジタル音声が1/2チャンネルになります。

SHINOBI / SHINOBI SDIモニターモデルは収録が出来ずSSDを装着できません

SHOGUN 7 / SHOGUN INFERNO / NINJA INFERNO / SHOGUN FLAME / NINJA FLAME / NINJA V は従来製品のSSD、AtomX SSDmini共にご使用が可能です。
専用AtomX SSDmini Handleの装着により、NINJA V以外の機種でAtomX SSDminiがより使いやすくなります。
SUMO19 / SUMO19M / SHOGUN STUDIOでAtomX SSDminiを使う場合は専用AtomX SSDmini Handleの装着が必要となります。
SHINOBI / SHINOBI SDIモニターモデルは収録が出来ずSSDを装着できません